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痔の受診の目安などに関するお役立ちコラム

痔については、ただ様子を見るだけでは改善しないと考えられます。治療の一環として、生活習慣の改善が必要不可欠でしょう。まず、病院で薬を受け取り、それにより症状が改善することも可能です。

特にイボ痔の場合、排便時に長時間にわたって力を入れすぎないように心掛け、排便はできるだけ短時間で終えるようにすることが重要です。

イボ痔の進行度により治療法も異なります。自然に症状が戻る場合は4段階中レベル2といえます。一方、手を使って押さえなければ症状が戻らない場合はレベル3になります。レベル3以上の症状になると、手術を行わなければ治療が困難になるようです。

痔の症状についてさらに詳しく説明します。

まず、レベル1と2のイボ痔は通常、自然に戻るか、あるいは温湿布やOTC(市販)の薬を使用して症状を緩和することが可能です。また、食事に含まれる食物繊維の量を増やしたり、十分な水分を摂取したり、定期的に運動を行ったりすることで、便秘を予防し、排便時の不快感を軽減することができます。

一方、レベル3のイボ痔では、手で押さえなければ元に戻らない状態になります。この段階では、医療的な介入が必要となることが多いです。

内服薬や塗り薬だけでなく、医師による治療が必要となることがあります。一部の痔は、ゴムバンドによる閉塞法や切除法といった外科手術が必要になることもあります。

そして、レベル4のイボ痔は、最も重度の状態で、これは通常、外科手術による治療が必要です。痛みや出血が続く場合、または自分で痔を押し込めなくなった場合には、専門医による診察と適切な治療が必要です。

いずれの状況でも、痔の症状が現れたらすぐに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

その上で、食事習慣の改善や適度な運動など、日常生活での工夫も大切です。これにより、痔の再発を防ぎ、健康な生活を送ることが可能になります。

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